株式会社広瀬企画

spmenu

blog

2022年1月12日

忘れられた温泉街

こんにちは。ライターの國分です。

先日、静岡県のとある温泉地に行ってきました。
ちょうど1年前、ローカル線に乗って車窓を眺めていた時に
「なんだこの素敵な町は!!」と一目惚れした場所です。
温泉やぐらから湯気がもくもくと立ち上るエネルギッシュな姿、
それでいてどこか寂しげな町の表情に心を掴まれました。

そして、念願叶ってクリスマスに上陸。
高台の駅から下りていくと、あの時感じた寂しさの理由が分かりました。

町には閉店した喫茶店や誰も住んでいないアパート、
中途半端に解体されたスナックなど、忘れられてしまった建物がずらり。
温泉リゾートのブーム期に建てられたのでしょうか、
海沿いの大きなホテルたちはほとんどが廃墟となっています。

見るからにお金がかかっていそうな建物も、窓ガラスは割れ、蔦に飲み込まれ……。
それでも町中の温泉やぐらは、人が去ったことに気が付かないかのように
威勢良く源泉を噴き出しています。

「あぁ、この町も賑わっていた時代があったんだな」と思うと胸がギュッとなります。
そして、私はそういう町が大大大好きです。

そういえば、桜の木がたくさんあったので、春には町がピンク色に染まるのかな?
写真は廃墟に佇む猫です。

Archives

pagetop